女性ホルモン製剤について

女性ホルモン製剤について

<女性ホルモン製剤とその副作用>
低用量ピルとは避妊目的や月経困難症の治療目的のために婦人科で処方される薬剤です。1999年に日本での取り扱いが承認されましたが、海外ではもっと以前より取り扱っていた国が多く存在していました。

 

LEP製剤とは低用量ピルに似ていて、主に月経困難症の治療の目的で使用されます。こちらは2008年に日本での承認を得ました。

 

これら女性ホルモン製剤には女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が含まれています。女性ホルモンを薬の服用によって増加させ、排卵を起こさないようにして避妊の確率をあげる。もしくは、ホルモンバランスを整え重い月経の症状を軽減する目的に使用されます。

 

しかし、女性ホルモン製剤の服用により、急激なホルモンの変化が起きるため、稀に副作用を起こすことがあります。副作用とは服用開始当初に起こる、吐き気やめまいなどのもののかと思われるかもしれませんが、そうではありません。女性ホルモンの「エストロゲン」が血液を固まりやすくさせ、血栓を作り出してしまう恐れがあるのです。

 

実際に、女性ホルモン製剤が原因とみられる血栓症を起こして死亡された方もいらっしゃいます。ある特定の種類の薬剤というわけではなく、異なった種類のものでこういった事例が起きているというデータがあります。

 

血栓症ができて血管が詰まる兆候として、頭痛や腹痛が起きるということです。いつもとおかしいと思うことがあれば、すぐにかかりつけの婦人科に相談して法が良いでしょう。

 

<使用のきっかけと、メリット>
重い月経の症状に悩まされる方は「月経困難症」の診断を受けます。体の不調は頭痛や腰痛、めまい、吐き気、不眠、肩こりなどです。その他にも、経血の量が多い人や、生理前から生理終了頃までイライラしたりヒステリーになって、憂鬱になり酷くふさぎ込んでしまうといった症状が起きる人もいます。

 

月経によって起きる体や心の不調に悩んでいる方が婦人科に行くと、お医者さんが治療法として低用量ピルを試してみるという方法があると説明してくれます。実際にピルを服用すると月経困難症の軽減、生理周期の安定、経血の量が少なくなる、肌がきれいになるといったメリットもあると言われています。

 

婦人科でピルを処方してもらう際は、薬が血液を固めやすくさせるものであることや、血栓症のリスクについて。また、煙草は血流を悪くするためピルを服用している人は「絶対に」と言い切れるほど喫煙しなければならないという説明も受けます。

 

服用の仕方を間違えたり、喫煙しないようにしたり、血栓症予防のために水分を意識して摂るようにするなどすれば、血栓症を起こすことは実に稀です。

 

服用で生理痛などが軽減したと実感できた方が大勢いらっしゃいます。パートナーと相談して避妊にも利用できますので、上手に付き合うことで女性ホルモン製剤は女性の味方になってくれることでしょう。

 

 

 

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